WHOはインフルの罹患の懸念があればリレンザ服用!

インフルエンザの治療は、長く、対症療法のみで行われてきました。  
直接の原因にメスを入れて、ウイルスの増殖を防ぐのではなく、目前の症状に対して一時的に症状を緩和させることしかしてこなかったのです。
具体的には、熱が出ていれば解熱剤を処方し、元気がなければ点滴を行って体力の回復を待つということしかできませんでした。
体力を持っている人は症状から回復しても、体の弱い人は、ずっと具合の良くない状態が続きます。
ですから、対症療法のみしか行われていなかった時代は、インフルエンザに罹患した多くの人は苦しみ続けてきたのです。
しかし、平成11年に検査キットが発売され、さらに、平成12年にリレンザ、平成13年にタミフルが発売されることによって、インフルエンザの治療に敵的な進歩が見られました。
これは、インフルエンザを診断することが容易になり、インフルエンザに効力を発する薬が開発されたからにほかなりません。
早期診断と早期治療が可能になったことによって、インフルエンザ治療が格段の前進を遂げるに至ったのです。
まさに、インフルエンザ治療に革命が起こったと言っても過言ではありません。
WHOは、もし新型インフルエンザに感染しているのではないかとの疑念が持たれる場合には、検査結果を待つことなく、可能な限り早い段階でタミフル投与開始を推奨しています。
そこで、タミフルあるいはリレンザなどといった抗インフルエンザ薬を早くに服用し始めることで、症状が重くならず、軽くて済む可能性が高まることを、妊婦や家族にも伝えておくことが大切です。
インフルエンザウイルスは、最初の症状が出てから2日から3日で、最もその数が多くなってきます。
ですから、ウイルスの数が最大量に到達する前に、つまり、発症から48時間以内に使用してウイルスが増殖するのを抑えれば、短期間で治癒することにつながります。

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